人気ブログランキング | 話題のタグを見る
金魚迷惑

★☆★不定期更新★☆★
Since2006


~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt
The significant problems we face cannot be solved at the same level of thinking
we were at when we created them.
-Albert Einstein


気づいてみる。意識してみる。何かが変わり始める。
流れをイイ方向へと転換するターニングポイントを一緒に探しませんか?
初めていらした方へ… dryangleについて

●過去記事のタイトル別一覧表●

"自分"に疲れていません?
by dryangle
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ごあいさつ
自分を生きることに
疲れてしまったら…
心のプログラムのバグを
ともに探してみましょう。


こちらのブログでは…
特定の療法や理論,思想にこだわらず、心理学・精神医学・カウンセリングなど、多分野から心のメンテナンスに役立つ情報を私的な想いとともに発信しています。
↓さらにくわしく
dryangleとblog金魚迷惑について


↓アメブロ姉妹ブログ
やわらかこころ塾
作業用ページ(非公開)

イラスト by ふわふわ。り
ブログパーツ
記事ランキング
カテゴリ
最新の記事
外部リンク
その他のジャンル
自分の輪郭(セルフ・イメージ)を見直す②
― 自分が窮屈に感じられる時 ―

自分を意味づけするさまざまなラベルが
というアウトライン・輪郭をカタチ作ります。

そこには一般に性格と呼ばれる部分、何をどう感じるか?
どう考えるか?といった気持ちのパターンやクセ、つまり
心のあり方も重要な一部ですね。

これも自分では当たり前過ぎて、どんなモノか
あらためて知ろうとはしない人、こうと決めつけたままの人も
多いように思います。

「私なんて、どうせ…」といったネガティヴな気分が常態になり
自分はそういう人だとあきらめていませんか?
余談ですが、こういう方は周囲の人もそういう人だと決めつけがち^^;

それはもしかしたら、過剰なまでに自己イメージ
(外見・立場・役割・嗜好・不憫さ・被害者意識など)に
こだわっている証しかも知れません。

アタマの中で自分がオシャベリを始めたら
ぜひ心を澄まして、その内容に注意してみてください。

良い・悪い、正しい・間違っている
そんな評価をなるべくしないようにして…
どんな気持ちで、どんな言葉を発していますか?

少し慣れてくると

批判がましい、疑い深い、僻みっぽい、卑屈
無理やり肯定・否定しようとしている
過去に結びつけがち、決めつけている
正しさにこだわっている、「べき・ねばならない」が多い
言い訳がましい、優位に立ちたい、つい反発・拒絶してしまう
…もしかして、なにかを恐れている?
(もちろん、積極的で肯定的な発想ならいいですね^^)

きっと、いろいろ気がつくことができるでしょう。

ちなみに昔、ワタシはモノが見当たらなくなる度
なぜかふいに誰かが盗ったという考えが起こり
その不合理さを自分で苦笑するほどでした。


すべてが同様に、気がつかないだけで当たり前に
自分の認識・考えの流れのパターンに縛られている
といってもきっと過言ではありません。

すべて今の自分維持するため、守ろうとするため
心の作用だとはいえないでしょうか?

そんな自分が窮屈に感じられて、悩み、苦しむ時
(だからこそ、眼を向けようとするのでしょうが^^;)
ぜひ、自分の輪郭に注目し、見直してみて下さい。

それは新たな発想・視野を切り拓く足がかりだといえます。

そんな時こそ自分が、窮屈になった殻から脱皮して
一回り大きく成長するチャンスなのかも知れません^^。

コメントを承認制にいたしました。送信してもすぐに反映されません。
よろしくご理解ください。

非公開コメントも大歓迎です!(下の Commentsをクリック)


by dryangle | 2010-06-02 10:47 | ココロのカラクリ | Trackback | Comments(3)
Commented by ハル at 2010-06-03 09:43 x
脱皮した後、前進しているのか、後退しているのか、どこで見極めたら良いのでしょうね。年齢を重ねて変化したからと言っても、必ずしも成長しているとは言えませんよね。
dryangleさんのご意見を是非お願いします。
Commented by dryangle at 2010-06-04 09:20
進化論の話に似ているかなと直感的に思います。
「進化」や「退化」という言葉も感覚的な意味づけによるもので、生物学的には『累積的変化』に過ぎないのですよね。
つまり前進・後退・成長といった評価も、「それを計る視点」によって異なるのではないでしょうか?
「身の丈に合わなくなった殻を脱ぎ捨てる」こともたんなる「変化」に過ぎないのかもしれませんが、価値を計る「視点そのもの」が変わるという劇的な変化のようにワタシは考えています^^。
Commented by ハル@jp at 2010-06-04 10:04 x
なるほど!その通りかも。実は私、長い間、全く無計画に生きてきた人間です。結婚後30代中盤で、「”個性”と思っている事が幸せの邪魔をする”クセ”である場合がある。」の言葉に大きな気付きがあり、自分のクセを見直しました。すると、色々な良い変化が現れました。ところが10年経ち、違ったテーマを求めている自分に気が付いています。それがdryangleさんの「視点の変化」かも知れません。(はたまた雑草の自分に戻ったか?)
<< 異常な「ハマり過ぎ、拒み過ぎ」 自分の輪郭(セルフ・イメージ)... >>

Illustration by ふわふわ。り