金魚迷惑

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~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt
The significant problems we face cannot be solved at the same level of thinking
we were at when we created them.
-Albert Einstein


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いまさらカミングアウトでもないですが、今は乗り越えたものの
かつて個人的に苦しんだある心の問題の一つが子離れの障害
なり得るかも知れないと考え、さらに書き加えることにしました。

ごく少数であっても思い当たる方がいるかも知れません。

分離不安障害(Separation Anxiety Disorder )

子育て情報の中に覚えがある方もいるかと思いますが
一般には赤ちゃんから子ども、せいぜい思春期までの
気持ちの問題として取り扱われています。

来年出る(らしい)改訂版、DSM−5精神障害の診断と統計の手引き第5版
ーアメリカ精神医学会ーでは、その項目が「不安障害」のカテゴリーに
移動するらしく、一般成人への適用が可能になるかもしれません。


自分の経験からすれば、大人の分離不安も大いにアリです。

実感としては、全般性不安障害の(諸々の)症状の一つだと
いえるかと思います。

ワタシの場合は、むしろ成人して結婚し大切な人ができた
頃から分離不安を自覚するようになったと思います。

夫は仕事上他国への出張が多かったのですが、電話も通じにくい
途上国に滞在する際にはひどく心配をしたものでした。
最初は「そりゃ、心配だよね。」という程度のことでしたが
そのうち毎回出発の日をカウントダウンして怯えるようになり
連絡がこないと、今でいうパニック発作様の状態に陥りました。

…ところが、劇的に緩解したのです。

子どもが生まれ、子育てを始めてから。

今思うと、大切な人が基本はいつでも身近にいるという
状態を得たからだといえそうです。

先に結論を言いますと。その子が成長し、ワタシから離れると
いう状況が増え、また同じような不安症状が増してきました^^:

ICD−10(国際疾病分類第10版)
Separation anxiety disorder of childhood
a.強く愛着を持っている人に災難が降りかかるという
非現実的な、現実離れした心配に心を奪われる。
あるいは彼らが去って戻らないだろうという恐れ。


大人なんですけれどね^^;
極端な不幸まで想像(妄想)して怯えてしまうのです。

子どもの自由な活動にも消極的になってしまいがち。

これまでにも様々な自分の心の問題について原因も含め
思い当たりまくりなので、多くの場合において客観的に対処
することができましたが、ツライ、ツライ!!

自分がそういった過程を経てきて、最近とくに思うことは
よく子離れできない、過干渉、過保護だと批判される
親御さんの中には、こういった苦しみを誰にも言えずに
抱え込んでいらっしゃる方も多いのではないか?ということ。

多かれ少なかれ、なにかの不安や強迫観念が突き動かして
いるのではないでしょうか?

それらを癒すのは、(あり方への)批判ではなく
(心情への)共感に他なりません。


面白いことに、夫についてはあまり心配にならずに信頼して
放っておけるようになりました(爆)
愛が減ったのではなく、執着が減ったのだと思いたいです^^

愛着を持った人への執着が強く、それを失うことに激しい
不安がある。
たんに「アタッチメント獲得の失敗が原因」といってしまえば
そっけないですが、当人の苦しみは筆舌に尽くしがたいもの。

今度は他に愛着の対象を得るのではなく、まだ残る子どもへの
執着を減らしていこうと意識して模索しています。

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by dryangle | 2012-04-26 12:05 | 親子の関係 | Comments(0)
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