金魚迷惑

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~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt


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教育虐待
いつものようにネットサーフィンをしていたら
毎日新聞のサイトに教育虐待という記事を見つけました。

言葉の暴力や体罰を伴うことがなくても、一方的に指示を
与えるプレッシャーを表現したやさしい虐待や親の愚痴
などの心の重荷を背負わせるきれいな虐待という言葉を
少し前に知ったことに加えてこの言葉を目にしたので

「子どもの本来性が押さえつけられている(三番目の記事から)」
ことをただちに虐待と名付けてしまうのも過激ではないかな?
abuseとも語感が違うような…と

虐待という言葉が乱用されている感を覚えながらも
読んでみると、考えさせられる点が多々ありました。

親から過剰な教育を強いられる。親が意のままに子どもを
操ろうとし勉強の成績でしか子どもの存在価値を認めない。

それは時に精神/肉体的な暴力へとエスカレートします。

それらは痛みや怒りの反応/発作症状(≒怒り)とも
いえるかと思いますが、それを誘発するのはやはり恐れや不安。
焦りや罪悪感、劣等感、強迫観念…といった負の感情です。

喜びへの期待から、自己の負の感情の対処へのそれに変わる。

不本意なことを期待されるのは励みではなく重荷になり
そしてすでに重荷以上に過酷な現状があるようです。

子どもの受忍限度を超えて勉強させるのは『教育虐待』になる。
(武田信子教授 前述の記事から)

自分も何かを強いられ、また自らにも強いてきた親にとっては
我が子の受忍限度がどれほどなのか、もとより自分とは違った
受忍限度があると認識すること自体難しいことかも知れません。

これもやはり親の側の不安や痛みの反応

それに気がつかぬまま、狂気にまで走る悲劇

この言葉がたんにレッテルを貼ることではなく
親当人の認識や自覚を促し、その罠に落ちることを防ぐために
役にたつことを願わずにいられません。

多分哲学のauthenticityではなく、spontaneityのニュアンス
だろうと思うのですが、自発性や自然さといった意味を持ちます。
専門家は一般に語感が浸透してない言葉を使いがちですね^^:


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by dryangle | 2012-08-23 14:57 | 親子の関係 | Comments(0)
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Illustration by ふわふわ。り