金魚迷惑

★☆★不定期更新★☆★


~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt


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いじめ・虐待・モラハラ・DV・傷害・殺人・紛争
個人にしろ、集団にしろ、人の衝突や摩擦のニュースが
どこでも毎日あふれていますよね。

すべてがなんらかの精神的エネルギーが表出
その力を暴走させたもの=暴力だという印象を受けます。

それは怒り

それは自発性が押し殺されたり、自尊心が脅かされる
恐れや、悲しみ、不安、悔しさや、惨めさ、憎しみを
はね除けるための反撃の感情です。

そこに至る前に、どこかに、誰かに自分の弱みをさらけ出し
心情を吐露できればいいのですが。その機会を持てなかった
つまり、漠然と強くなければ、勝たなければならないという
信念(強迫観念?)を持たされた人々は、それを反撃の感情へと
転換して心の内に火薬のように溜め続けます。

多くの場合、暴力は目前の出来事を直接の※トリガー
(引き金)とした反応として行使されます。

そして誰もが気づいていることだと思いますが、その対象は
けっしてもともとの相手ではなく

暴力を行使しやすい対象=目の前の弱そうな人(々)相手

であることが悲劇を一層深刻にしています。

それを受け(続け)る側も、身体は言うまでもなく
自尊感情が脅かされ、傷つけられることになります。

このようなエネルギーは受け渡されていきます。

どこにも心情をと当たる相手がいない本当に弱い(やさしい)
人はついには自分自身にそのはけ口を見出すこともあります。
自傷や自死もその矛先の違いだけで、人を破壊することには
変わりがないのかも知れません。

今とくに感じられるのは、他者の怒りや痛みの事件につけ込み
さまざまな形で自分の怒りを発散させようとしてしまう
人々が多いこと。

義憤もまた怒り

集団の場合には、この怒りのエネルギーや矛先を(自己の気の
発散や利益のために)コントロールして煽動する人間までもが
現れたりするのでそれを見抜く姿勢も大切かと思います。

事件として法的懲罰の対象には、レベル問題という線が引かれますが
これらすべての心理的な構造は同じもののように感じます。

これらの悲劇を減らすためには対処療法的な対策だけではなく
個々人が受け入れられ、弱みや痛みを理解され、受容され、尊重される
(裏を返せば自分や他人の弱みや痛みを理解し、受容し、尊重する)

責めるのではなく、分かち合おうとすることが
キーとなるのではないかと思います。

まさしく慈悲の心ともいえそうですが…^^;
自分にできることとして、その姿勢を保つ努力をしようと思います。

そうあることにより心の自浄作用を持つ社会を築いて
いけるのではないでしょうか?
むしろそうでなければ、今後も人の間の悲劇は起こり続ける
だろうと思います。

正義や理屈ではなく、想いの本質で自分や相手を知ろうとすると
引き寄せ合い、絡まる同質性が見えてきます。


※キッカケ、刺激のメタファー

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by dryangle | 2012-09-20 13:09 | ココロと社会 | Comments(0)
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