金魚迷惑

★☆★不定期更新★☆★


~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt


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自他の感情の区別~自分の感情の主導権を握るのは誰か?~

親が自分の負の感情に責任を持てず、それを子どものあり方に
転嫁して子どもの心をくじく。
子どもの感情が汲み取られず、否定され、無視されることが当たり前。
親の機嫌が絶対則

このような家庭に育つと、それらの経験が痛みの感情と結びついた
記憶として蓄積され、その反応を予測するようになります。
つまり子どもは親の顔色を見る/機嫌を伺うようになるのです。

それが訓練づけられていくと、親の不愉快・不機嫌に応じて
自分の感情も激しく動揺するようになります。
つまり親の感情と自分の感情の境界線が曖昧になるのです。

他者の気持ちに感応し、気持ちを同化させるあまり
自分の感情を切り離すことができなくなっていきます

また親(相手)の感情を自分がなんとかしなければ
あたかもそれが自分の責任だと思い込むようになります。

これが他者との関係においても同様に行われるようになります。
気がきく、気が回る(悪くいうと扱いやすい)と評価されがちですが
人づきあいに緊張し、疲労することになるのです。
俗に神経過敏といわれるような状態です。

また感じ方や考え方が万人共通のもの(であるべき)だと信じ込み
それを自分や他者に強いることとになりがちです。

しかも自分が優位に立った時には、反転して自分の不愉快は
相手がなんとかするものと、他者に心の奉仕を要求したり
ともすると、他者の感情をコントロールしようとすることが
是となり、独善的にそれを行う側ともなり得るのです。

周囲の状況をコントロールしようと不毛なエネルギーを消耗し
不要な摩擦を生みだすのはこのタイプの人にありがちです。

このような心のあり方、その関係が不健康であることは
いうまでもありません。

共感は自分の感情でするモノ~混同され美化される苦しみ~

本当の共感というのは、自他の感情の区別がついた上
それが調和するというだけのこと。
気持ちの主従関係が存在しないことが大前提なのです。

その真偽は簡単に見抜くことができます。
前のタイプの人は他者の喜びには共感(実感)しにくいもの。

もとより自分の正直な感情を自覚したり表現することに
恐れや罪悪感を覚えますし
最大の悲劇といえるのは、自分の喜びや幸福すらも
実感しづらいことです。
嫉妬やとまどい、違和感、否定的な感情がムラムラわき起こります。

無理もありません。喜びも、感謝も、自発ではなく強要されて
きたのですから。

共感できる人は、たとえ同感できなくても、感じ方の違いに
動揺することなく、穏やかな気持ちで受けとめることができるでしょう。

悲しいんだ。悔しいんだ。ツライんだ。ムカツクんだ。
嬉しいんだ。ヨカッタんだ。スゴイんだ。頑張っているんだ。

自分のそれと同様に他者の感じ方をありのまま肯定できるのです。
機嫌をとろうとせずに、無理に分析や否定をしようとせずに。

共感に癒されるとすれば、そのようなあり方に接することで
別の新たなスタンスに気づいたからだといえます。

…じつはワタシ自身感応しても、共感のできない人間でした。
いえ、むしろ共感しているつもりでいた人間だったのです^^;
大きな違和感と苦しさを抱え込みながら。

「ヒトに他人(の心)は救えない。」

これが腑に落ちた時、目からウロコが落ちる想いを
しました。

誰もが自分の気持ちの主導権を認識することで
それによって自分を救うことしかできません。

とはいえ、すべてのヒトが自分で自分を救えれば
十分だともいえるのです^^

…アナタも誰かの感情を背負って苦しんではいませんか?
誰かの不快や不機嫌に怯え、動揺していませんか?


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by dryangle | 2013-11-10 09:20 | ココロのカラクリ | Comments(0)
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