金魚迷惑

★☆★不定期更新★☆★


~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt
The significant problems we face cannot be solved at the same level of thinking
we were at when we created them.
-Albert Einstein


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状況は自分への問いかけ

最近、ふと「それが理由で?」と感じられることで
死を選んでしまう(追いつめられる)人の心について
想いを巡らすことがあります。

語弊がありそうですが、個人的には自死や自傷は
自分に対する暴力ではないかと考えるのです。

ではその暴力行為に至る構造はなんなのでしょうか?

突発的な怒りの発散、絶望、訴えや脅迫、苦への終止符

様々な原因へと意味づけをすることができるでしょうが
理不尽なことと向き合いきれない心の顛末といえます。

理不尽な状況への絶望というと、すぐに思い浮かべるのが
V.フランクルの「夜と霧」という本。

ユダヤ人の精神科医であった彼が、強制収容所というまさしく
先の見えない不安の中で「人は何に絶望し、何に希望を得たか」
を克明に記したものです。

彼は、のちに提唱するロゴセラピーの基本理念ともいえる
人間のあり方や存在の意味とその意味の実践
生きる希望をつなぐのだと考えました。

それが生きがい(創造する喜びや、真理や美・愛を体験する
喜び)を見いだす力になるのだと。

その上でなによりも生きる意味は自ら発見するものであり
苦しみはそこへの案内役だという言葉が今になってようやく
実感できるように思います。

なぜなら絶望の果てに暴力によって決着を図る多くの場合

それが生きる意味を「自ら発見する」ことを阻害され
他者(親や世間、依存相手)の生きる意味に生きている

からだと思い当たったからです。

絶望の果てにそれが、他者の意味によるものに過ぎないのだと
腑に落ちた時、理不尽な出来事を現実として向き合うことができ
目の前の状況に生きる意味を「自ら発見する」
それによって活路を得る人々はたしかにいるのです
「脱自動化」の自覚の概念とも通づるかも知れません)。

過酷な状況にある人の悲願である自己実現が約束される
世界というのは、制度や物理的環境に限られたものではなく
意味や価値への精神的な能動・自由性こそがその本質
なのだといえるのではないでしょうか。

絶望の、生きてその先へー

癒しのツールになりますように^^批判の根拠にしないでくださいね。
対立ではなく相互理解のために。

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by dryangle | 2016-03-09 13:02 | ココロの不調 | Comments(0)
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