金魚迷惑

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~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt


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「主導権争い」の戦場を去る
誰かと対立した時に

「これって間違っていますか?」
「○×(誰ソレ)もそう言っています」
「○×(本やTV)でもそう言っていました」
「○×(対立する相手)に理解させたいのです」

このような言い方をするヒト、けっこういますね。

この場合、自分の側の正当性を訴えることで
「自分を守ろう」としているように感じます。
以前にも書かせていただいた「自己防衛」のカタチです。

とはいえ、それが客観(常識)的に「間違っていない」と確信できたところで
自分の「対抗意識を正当性によって満足させるだけ」に過ぎず
相手との関係を良くするための手段にはけっしてなり得ません。

どれだけ「他の人(権威)による裏づけ」を並べ立てても、それは
パワーゲーム(パワーストラテジー)の燃料にしかならないと
ワタシは思います。

パワーゲーム(パワーストラテジー)

双方が自分のやり方で「相手の非を責める」ことに終始する関係です。
この「正しさの争い」で勝ち負けが決定しても、この関係がお互いにとって
幸福なものにならないことは想像がつきますよね。

世間を見渡すと、親子・夫婦関係から民族・国際関係にいたるまで
この関係で満ちているように思われます。

ましてや、家族という本来信頼し合うための関係が、パワーゲームの敵として
存在してしまうとお互いの生きるエネルギーを消耗し合ってしまいますよね。

家庭がパワーゲームの戦場と化してしまったら、まさしくそれは悲劇なのだと思います。

まずは自分がパワーゲームをしている事実に気づき、その戦場を去る。
これが肝心なのではないでしょうか?

この「関係性」の根っこにあるものは、お互いの中にある、これまで育ってきた
環境や経験によって築かれた「観念」そのものだったりしますから、すぐさま
簡単に発想を転換させるというわけにはいかないのが現実です。

そのためにカウンセリングの手法の多くは、親子関係や過去の経験を想い起こし
その都度、埋没していたネガティヴな感情の処理をする作業を地道に行っていきます。

どちらかが深刻なパーソナリティ障害を病んでいるというのでなければ
(一体誰が判断するのかという問題はありますが…^^;)

自分が気づき、自覚し、物事と感情の関連を整理したり、素直に感情を認め
上手く処理をする(それを表現してみる、誰かに共感してもらう)ことによって
ずい分と変わってくるものだと思います。

その上で「主導権争い」を回避する反応のパターンを、お互いに培っていくこと
ができるでしょう。

きっと誰もが心の奥で、相手に対して「自分を理解して寛容に接してもらいたい」
と望んでいるのではないでしょうか?

まず自分から、相手を理解することに努め、相手に寛容に接することによってのみ
それが叶うような気がしてなりません。

誰かと「癒し合う関係」になれたなら、生きるエネルギーを充電できそうですよね。
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by dryangle | 2007-01-17 12:14 | 周囲の人との関係 | Comments(0)
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