金魚迷惑

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~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt
The significant problems we face cannot be solved at the same level of thinking
we were at when we created them.
-Albert Einstein


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「羨ましさ」の裏側
多分誰もが思い当たる気持ち、羨ましさ
時にその感情がふくらみ、それを想い起こさせる人や物事に接することを
拒むまでになります。

それは誰かと無意識に競争して味わう敗北感の痛みに耐えられなくなるから。

自分の価値と誰かの価値を比べて負けを感じ、自分の価値が低く思えるの
ではないでしょうか。
そして、自分の負け責める気持ちが心の中に起きてくる。
自分を責め、その誰かの弱点を探して責め
これはもう不快感極まりないものですよね^^;

これもじつは愛されたい・認められたい・肯定されたい・やさしくされたい
裏返しの気持ちです。

これまでの経験から他人と対等、もしくは優越しなければ愛されない
いうことを学んでしまった苦しみだといえるように思います。
そしてすべて成果で比較しているあまりにイキイキと自分を生きる魅力
(これがもっとも愛されるファクターなのだと感じますが)を自ら放棄して
しまいがちです。

この不快な循環から脱するには、ほんの少し精神力がいるのですが
まず自分の中の競争心気づくことではないかと思います。
現実には、その誰か(ナニカ)の存在の影響力に自分の感情がふり回されて
いるのですから、この競争から降りてしまおう!と意識するだけで
ずいぶん解放されるのではないでしょうか?

誰かと比べずに自分の価値を認めていく努力が必要かも知れません。
これがなかなか難しいのですけれども。

素直に誰かの優れた部分を認められるようになった時
自分のヨサにも気づくことができるのです。
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by dryangle | 2007-04-27 18:49 | ココロのカラクリ | Comments(6)
Commented by ハル@米 at 2007-05-17 01:35 x
私は大抵の事に諦めが良いせいだと思うのですが、あまり人の事を羨ましいと思いません。もし他の人と自分を較べたら、劣る事項はてんこ盛りですが、『まあ、しょうがない』とハナから諦めている、(悟っている?)様に感じています。
たまに、「○○さんは、私の事をねたんでいるんだと思うの。」なんていう台詞を友人や知人から聞くと、その人に対する気持ちがサッーと引いてしまいます。「羨ましい」と思う感情は勿論理解できるのですが、「相手が自分の事を羨ましいと思っているに違いない。」という発想は理解に苦しみます。dryangleさんのお話の中でなるほどと思ったのは、確かに競争心の有無・強弱というのは羨み・嫉みの感情に深く関係しているかもしれませんね。私、競争が情けないほど苦手です。競争の気配を感じると『降りますから(負けでいいですから)さようなら』という心境になります。こんなパターンにも何か深層心理がありそうですね。
Commented by dryangle at 2007-05-17 13:17 x
欲しいものが手に入らない苦しみ。
その欲しいものを手に入れている人が周囲にいる時、羨ましさを覚え、それが高ずると「妬み」の感情になりますね。もともとの「手に入らない苦しみ」が「それを持つ人」というターゲットを得て、責める気持ちとなって相手に(そして自分にも)向きます。純粋に成果を競う競争心とはまた質の異なるものかも知れませんね。心の底に「誰か"私"を認めて(愛して、やさしくして)欲しい」といった渇望がある場合に、とくに強く感じるのではないでしょうか?
かくいうワタシには、昔はつい「他人と比べて自分を低く見積もる」クセがありましたっけ。それに気がつく度に、そうやって自分を突き上げて疲れさせないようにしよう…と意識して、今では大方「比べない」ように変わったように感じます。
「自分を高く見積もる」タイプの方は、気分的にはイイのかも知れませんが、他の人を競争相手と位置付ける心の視点は同様ですから相手との親密な関係は築きにくいように思います。
もとから競争心を強く植えつけられなかった人、「敗北感」の苦しみを避けるために競争心を抑圧した人…やはりいろいろなパターンがあるのでしょうね。
Commented by ハル@米 at 2007-05-17 20:33 x
お返事ありがとうございます。私は地方出身で、同級生に母の同級生が沢山いました。母は美人で優等生なお嬢さんで有名だった事は想像に難くないのですが、美人では無い私に何かを頑張れとは一度も言いませんでした。ところが、母のある同級生である友人のお母様は、美人で優秀な娘(私の友人)を、絶えず叱咤激励していたそうです。私からすると、「貴方は綺麗だし賢いのだから、私をターゲットにするのは止めて・・・」と心地が悪かったんです。意地悪をされた訳ではないです。ただ好意的なライバル心を一方的に向けられた感じです。(思うに、良い意味でのライバル心を自分の向上に使えるタイプの人がいますよね。)ところが、友人は急死してしまったんです。そして彼女は想像もしなかった位、なぜか私の事を好きでいてくれたらしいという事を知りました。(私には分かりにくい友情・好意の表し方だったのだと思います。)そんな悲しい経験も、私
をますます競争嫌いにしたのかもしれません。次に続けさせて下さい。
Commented by ハル@米 at 2007-05-17 23:52 x
アメリカでは自分の子供を人の子供と較べる人や、やっかむタイプの人がいないのは実に気持ちが良いです。ママ友となると、自分とは全く価値観の違う人とつきあう”必要”が出てくるので、日本だと結構大変だったと思います。
「自分を低く見積もる人」と「高く見積もる人」の典型的なタイプとある職場で同時期に仲良しでした(今でも)。他者を基準にして苦しんでいのは前者でした。後者の友人は特殊な事情があって、「人に好かれたい欲求」が強い人でした。他者の評価が一番大切と公言していましたが、比較(優越感)は意識していなかったと思います。私自身は恐らく「自分以下でも以上でも無いと開き直っている典型的なタイプ」だと思います。三人共お互いの性癖に気付いていたと思います。自分に正直であることや興味の対象が似ていたので、話は結構盛り上がるのに、「そうよねぇー」ではなくて、お互い「へぇー、そう思うの。」という感じでした。(笑) 私から見ると二人共、人一倍頑張りやさんです。二人から見ると目標設定を一切しない私のようなタイプはどう映るのでしょうね。(人からどう思われているかにも無関心な私で、こういうの何なんでしょうか。お心当たり、ありますか?)
Commented by dryangle at 2007-05-18 11:54 x
心理的なことを理解しようとした経験のない多くの方は「相手(この場合ハル@米さん)も、自分と同じ」だというように受けとっているのではないでしょうか?それが違うと認識させられた時に、許せなかったり、不快に感じることもあるでしょうし、精神的に成熟した人は「それがその人らしさ」だと理解に努めるのだと思います。
とはいえ、お話にあった三つのパターンの中で言えば、ハル@米さんのタイプが自己評価を他人に依存しない分、精神的には安定していそうですね。他のお二人には競争相手ではない「気楽な(悪い場合は舐めてる)相手」とも映るのではないでしょうか?
Commented by ハル@米 at 2007-05-30 01:34 x
生活が急激に忙しくなり、お返事が遅れてしまいました。dryangleさんのお話を伺って、前記の友人2人の心の内、そして本当に彼女達が自己矮小評価タイプ、または過大評価タイプなのかどうかもよくわからないなぁと感じました。どちらも、デリケートながらもイキイキと生きている人達ですし、自分の事を好きだと思います。前者の友人は実力未満の仕事でもやたら緊張し、イザと言うときに体調を崩してしまう様な人でした。後者の友人は実力以上のことにエイヤ!で挑戦する人でした。それで、それぞれを○○タイプとしたのですが・・・。結局のところ、どうやら私には理解しがたいテーマ(羨ましさ)の様です。二人共、人の評価が気になるのだなと感じたのは、結構好き勝手な(目立つ)事をしておいて、それに関する人のコメントに一喜一憂するんですね。(笑)その辺りが自分と大きく違うところでした。
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