金魚迷惑

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~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt


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美的感覚~憧れとコンプレックス~
はるか昔初めて渡米した際、周囲を見回しながら
「まるで映画みたい~!」と感動しつつ、わが身をふり返って
「まるで漫画みたい~^^;」と落ち込んだ経験があります。

しばらく経って映画みたくはない人々が、だんだんと
目に入るようになったことが面白かった(失望した?)のですが。
今も日本のドラマなどを見た直後には「日本の女性は素敵ね~」と思い
帰国してすぐさま「まぁ、いろいろよね…」と感じることを毎度繰り返す
自分も我ながら可笑しいです。

美的感覚も養われた感覚として考えてみると、とくに日本で育った場合
少なからず外国(とくに西欧)人に対する憧れが増すのが、当然といえる
環境にあるのではないでしょうか?
多くの女の子のファンタジーに登場するお姫さまのイメージは
明らかに西欧のものが多いですし、マスコミや世間の扱いなどが
西欧の文化や人々への憧憬、それと同時にそうでない自分への
劣等感を抱かせる作用を持っているような気がします。

それでも時間や経験を積み重ねる中、変化していく感覚というものも
あるようで、ワタシ個人は人の内面や心というものを注視するようになって
自分の美しさを感じる尺度がずいぶんと変わったことに驚いています。

古さや不完全さ・いい加減さ・異様さなどを許容できるばかりか、
それに感動できることもあるのだということを知りました。

最近もあるアジアのエスニックの人々の表情に接して、心底美しいと
感動した自分自身にも感慨を覚えました。

なにを美しいと感じ、なにに憧れるかは、人それぞれ異なって当然ですし
反対に大方の人に共通するというモノもあるのでしょうが、自分の感性に
心の目を向けて、さらに別な感性を磨くこともできるのだと知ることで
その劣等感が幻と化すこともあるように思うのです。
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by dryangle | 2008-02-28 13:19 | ココロのカラクリ | Comments(0)
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