金魚迷惑

★☆★不定期更新★☆★


~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt
The significant problems we face cannot be solved at the same level of thinking
we were at when we created them.
-Albert Einstein


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「~さんって、血液型何型?」
「~型のヒトって…」
「やっぱり、~型だからぁ」

きっと多くの方が、このような会話を経験したことが
あるのではないでしょうか?

この血液型による性格分類
その起源はヒトラーがナチスドイツ形成に用いたとされる
血液型性格分類学が日本に伝わり、それが半ば都市伝説化し
さらにマスコミによって誇張・流布され周辺の東アジアの国々にも
浸透したといわれています。

この種の話題、時折人間関係においてトラブルを生みだします。
その真価よりも、そのカテゴライズ(分類)を用いた
レッテル(ラベル)貼りや決めつけ、そしてそれが行き過ぎた結果
侮辱や差別へとつながることが問題となるようです。

コミュニケーションの格好の話題として一役買っているという一面もありますので
軽い気持ちから、この種の話題を提供するという気持ちもよく理解できます。
とはいえ、その間の認識の差が思わぬ衝突を招きかねません。

もともとカテゴライズは、物事を判断するための脳の作業をショートカットする
ために役立っているとされています。

とりわけ、ある物事に対して怒りや不安、嫌悪、また怯えといった
ネガティヴな感情
を抱いた際には、カテゴライズされたレッテルや決めつけに
分類することによって、それを納得し、一時的でも安心感や優越感を得る
といった作用があるように思います。

自身の不調ですら、医師から病名などを得ることによって妙な安心感を覚える
といったこともあるのではないでしょうか?
またある種のカテゴリーに含まれることが、その人のアイデンティティになって
いるということ(例えば"平均に属する"など)もありそうですね。

そんな背景もあって、カテゴライズ・決めつけ・レッテル(ラベル)貼りによる
情報がステレオタイプ化して多用されがちだともいえそうです。

互いに楽しめるツールとしてはともかく、誰かを不快にさせるような方向性であれば
意識的に自戒して、用いないほうが賢明だと感じるのです。

かくいうワタシも、かなりの分類好きといえるのかも知れませんが^^;
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by dryangle | 2008-05-27 14:27 | ココロのカラクリ | Comments(2)
Commented by ハル@jp at 2008-05-29 11:39 x
dryangleさん、お久しぶりです。
血液型・・・いい年になったので気にはしませんが、いい年になるまでの統計をとっているところが正直なところあります。

全員の血液型が分かる訳ではないけれど、「絶対にこの人は( )型だ!」と思ったときは、当たっています。
それに、俗に言われる典型的タイプかどうかはわからないけれど、「この人、あの人となんだかそっくりだな」と感じたときは、その人たちの血液型は必ず同じだったりして・・。

ただただ、血液型を知れば、相手を理解でき、対人関係を良好に保つ事ができるということは、私の場合ありません。

最近、失敗をしました。
ある人の様子をみて、「余裕のある人。そしてどちらかというと、鈍感な人。」と理解していました。
”かなりはっきり言わないと分らない人”と思っていたんです。
私自身が正にそのタイプなので、自分の感覚でものを言ったら、相手をとても怒らせてしまいました。
後日「感情的に言い過ぎた」と謝られたのですが、自分とある意味似ていると思っていた人の、意外な側面(とても繊細)に触れ、”思い込み”とは実に恐ろしいものだと反省しました。
まだまだ勉強が足りません。
Commented by dryangle at 2008-05-29 14:02
ハルさん、ようこそ^^ お久しぶりです。

"〇×の法則"ではないですが、直感は当たった時こそ
強く印象(記憶)に残るということはいえそうですね。
そして自分なりの法則を築くことが、「人生経験」という
宝にもなるわけですが、やはり例外や的外れも付き物…^^;

直感を直観にまで磨き上げるには、自分の先入観(法則)を
謙虚に検証する姿勢を保つことが必要なのかも知れません。
さまざまな衝突や失敗は、新しい宝を得るための課題であって
一生それは提供され続けるんだなぁ~と実感する昨今です。
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