金魚迷惑

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~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt


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"自分"に疲れていません?
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"自分"という名の心の檻
私的な話なのですが、お付き合いくださいませ。

結婚前に初めて夫の実家に招かれた時、脚色された
ホームドラマ
を見せつけられているような気がしました。

きっと世間では、団欒と呼ばれる幸せな風景に違いないけれども
慣れないシチュエーションに出会って、どう反応すればいいのか
迷い、いちいち戸惑い、じつは居心地が悪かったのです。

結婚後には、ようやく望んだ(暴力や暴言、罵声による
支配のない
)穏やかな生活が手に入りました。
ところが、かえって気持ちが不安定になり、それまで無理やり
押さえ込んできた(と思われる)負の感情が暴走しはじめたのです。

ようやく、自分の異常に気がつきました。

些細なことでワケも分からず感情的になったり、滅入っては
死ぬことばかり考えたり、死ぬほどの不安に震えたり、しばらくは
まるで自分の気持ちがコントロールを失ったよう…^^;

宗教に救いを求めたこともありましたが、個人的にしっくりきたのは
心理学・精神医学分野の知識や、アダルトチャイルドなどの
概念を学ぶことでした。

しばらく経って、自分の中にある激しい恐れ・怒りの気持ちに
気づき(その後も長年夢の中でうなされ続けました)、現実の
出来事に触発される不快な感情が、親への気持ちの再生
(親によってすり込まれた条件反射)
なのだと理解し
なんとか実感できた時。
そして、その時々それを自分の心に言い聞かせながら。

今は当時のような得体の知れない生きづらさから
開放されたように思います。

物事や他の人と向き合うことが、苦痛・オックウでたまらないのは

心にある未消化のワダカマリ、過去のエピソードや感情が
起こる出来事に触れ、次々と再生され恐れ・怒りとして
反応しているからではありせんか?

それを信頼・受容という反応に変えることができたなら
その心に、世界はどのように映るのでしょうか?

それに気づくことが、自分という心の檻の扉を開くだと
いえるかも知れません。

自由になるということは、この世から去ることではなく
"自分"という名の心の檻を出ることではないかと
生きて気づくことのできたことにひたすら感謝です。

同じ苦しみを背負って必死にもがいていたかつての親の姿を
今は穏やかな視線でふり返ることができるようになりました。

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by dryangle | 2009-08-25 09:43 | ココロのカラクリ | Comments(0)
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