金魚迷惑

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~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt


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心のあるオトナですか?
心の不調や問題には、いわゆる「生きづらさ」から精神疾患までのスペクトラムがあります。
こちらでは、特定の療法や理論,思想にこだわらず、心理学・精神医学・カウンセリングなど
多分野から
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「ルール」と「マナー」の違いについて、少し考えてみませんか?

ルールの代表的なものは法律です。
これは社会におけるトラブルを回避するためにあるもの、
とワタシは考えています。

法律以外にも、暗黙のルールや常識というものがたくさんありますよね。
法では罰則、そしてルール違反は社会的制裁(オオゲサかな^^;)
のみならず、現実に危険に巻き込まれる、トラブルが起きる、等々の
"イヤ~な気分になる"「負」のリスクが、それを守る(らせる)動機となっています。

これに対してマナー。

またまたワタシ個人の勝手な解釈で恐縮なのですが
これはコミュニケーションや社会生活を「円滑に・美しく・気持ちよく」
するための知恵や美意識といった精神文化。
前向きな理由による「正」の動機で行われるものだと考えています。
平たくいえば、自他ともに"イイ~気分になる"ため。

ところが、子供にしつけを試みるときに、叱って"イヤ~な気分にさせる"など
「負の動機づけ」のみの一辺倒にはなってはいないでしょうか?
アナタは、そのようなしつけを受けて育ってきてはいませんか?

とくに、思いやり・マナーを伝える時に「負の動機づけ」をしてしまうと
その美意識の本質である「心」が伝わらないように感じます

「やさしくない社会」は、心が伝わっていない人々の社会。

またしつけには子供の「心の発達進度」を見極める必要があります
たとえば脳や発達心理学における性格形成の過程をみると…

・三歳までは「感覚・感情」
・六歳までは「親の真似」
・十二歳までは集団の中で「自己形成」
・以降大人まで「リハーサル」

という順序があるそうです。

社会的態度といった性格も、もちろん生まれながらのものではなく
経験や刺激、つまり(とくに母)親と周囲の人々からの影響によって
身につけていく、言い換えればやはり「すり込み」なのですよね。

三歳までの子供が「大人のようにふるまう」ことは、土台無理な話で
(可能だとすれば、強力な「負の動機づけ」による行動規制といえます
これがその後の心の健全な成長を阻害することも指摘されています)。
この年齢までのお子さんにとって「ふさわしい場」が提供されることが
お母さんや大人側のストレスを軽減することにつながるように考えます。

お母さんと「場」を踏みつつ身につけていく時期、自分から進んで学ぶ時期
そして実践する時期を経て、大人へと成長していくのですね。

アナタは心のある大人ですか?

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by dryangle | 2006-07-31 19:30 | 子育て・教育 | Comments(0)
タメコミにはガス抜き、スリコミには?
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前回、怒りの"タメコミ"と、"(怒りを触発する条件の)スリコミ"
についてお話しました。

ため込んだ感情には、ガス抜きが必要。
それでは、すり込まれたパターンはどうしたらいいのでしょう?

カンタンに言ってしまえば、ずばり「焼き直し」(笑)。

現実には「三つ子の魂」を焼き直すのは簡単ではありませんが
本人の意識で、まず行動をコントロールするくらいはできそうです。

たんなる「怒りの発散」と、相手のためを想っての「警告・忠告」はベツモノ。
そうシッカリ認識するだけで、相手への態度を選択する余裕が出てきそうですね。

ところで、ネガティブな感情パターンと同じように
『ポジティヴな感情パターン』も人の気持ちの中にすり込まれていいはず。
寛容な態度や温かい言葉など(最初は素直にそう思えなくても)を
努めて実際の行動に移してみることも一案のように思います。

「不機嫌」が蔓延している世の中、焼け石に水のように感じられますが
「暖かい楽しい気持ち」が再生産されて行き渡ることに貢献してみるつもりで。

おまけですが、日々の「ガス抜き」には笑いや感動が効果的かも知れません。
普段から映画や音楽、旅や読書などから自分の「感動のツボ」を押さえておいて
刺激してみるものいいのではないでしょうか。

また感情はホルモンバランスなどの影響を強く受けますし
脳の老化現象などで、情動がすぐさま行動に反映されてしまうことも。
これにはサプリメントや薬剤といった対処法なども考えてみてはいかがでしょう?

心理学は癒しのツールであり、非難のための根拠ではありません!
対立ではなく共生の役に立ちますように^^

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by dryangle | 2006-07-30 19:26 | ココロのカラクリ | Comments(2)
アナタは不機嫌ですか?
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「怒り」って、もっとも原始的な感情といわれています。

原因があって結果として怒る。この「原因」の部分を
『ナニに怒りの感情がわくか(自分側)』と『それを触発するキッカケ(対象側)』
とに分けて考えてみると面白いことが見えてきます。

たとえば同じ『キッカケ』に遭遇しても(たとえばコドモの口ごたえなど)
その人の『ナニに?』の範疇に、入るか入らないかでカチン!ムカ~ッ!っと
くる人から、平然とあまり動じない人まで、「結果」としての反応が
さまざまなのです。

まず一つに。

「怒りやすい」というのは、この『何に?』が多い人なのではないでしょうか?
それが多ければ多いほど、怒りを触発するキッカケが増えてしまうのですから。

この『ナニに?』を増やすのは、他でもない自分の親や周囲からの「すり込み」
でしょうね。そのキッカケに対するそれらの人々の不愉快や怒りという反応を
自分の中にコピペして再現しているとイメージすればいいでしょうか。

かつての経験が自分に向けられたものなら、それは強く焼き込まれるでしょう。
そして同種のキッカケに半ば無意識に不愉快や怒りという反応をしてしまうようです。

他人の気持ち(愛情)に飢えている時こそ、「怒り」の感情を持ってしてしまう。
これも同様に「すり込まれた」感情パターンだといえそうです。

そしてもう一つ。

これもちょっと心理学的な話ですが、怒りはもとのキッカケの種類に関係なく
感情として「ため込まれる」そうです。上に書いたネガティブな感情を招く
「すり込み」は、すり込まれた人の動機や行動を規制しますよね。

これは社会のルールやマナーを守るための「しつけ」に応用されがちですが
そこに本人の自発的な「意志」が存在しないままの場合には
不満・不愉快・不機嫌・怒りといった感情を引き起こすことになります。

また自分自身に規制している物事を、他人がして(得て)いることにも「怒り」がわく。
「嫉妬」という呼ばれる感情ですよね。

周囲を見渡すと、この「スリコミ」と「タメコミ」がどんどん再生産されて
不機嫌な人々ばかりになっているような気がします。

これが無意識の中に溜め込まれていくのですが、限界となった時にささいなキッカケで
爆発することが、俗に「キレる」と呼ばれる現象ではないのでしょうか?

カーッ!となりやすい方はネガティブな感情をため込んでいるのかも知れません。
その「怒り」が、次の好い結果を生むのかどうか?と考える余裕を持てるように
ガス抜きの方法も仕入れておきたいものです。

心理学は癒しのツールであり、非難のための根拠ではありません!
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by dryangle | 2006-07-29 18:52 | ココロのカラクリ | Comments(0)

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