金魚迷惑

★☆★不定期更新★☆★


~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt
The significant problems we face cannot be solved at the same level of thinking
we were at when we created them.
-Albert Einstein


気づいてみる。意識してみる。何かが変わり始める。
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母(父)親失業?卒業?【3】
心の不調や問題には、いわゆる「生きづらさ」から精神疾患までのスペクトラムがあります。
こちらでは、特定の療法や理論,思想にこだわらず、心理学・精神医学・カウンセリングなど
多分野から
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いまさらカミングアウトでもないですが、今は乗り越えたものの
かつて個人的に苦しんだある心の問題の一つが子離れの障害
なり得るかも知れないと考え、さらに書き加えることにしました。

ごく少数であっても思い当たる方がいるかも知れません。

分離不安障害(Separation Anxiety Disorder )

子育て情報の中に覚えがある方もいるかと思いますが
一般には赤ちゃんから子ども、せいぜい思春期までの
気持ちの問題として取り扱われています。

来年出る(らしい)改訂版、DSM−5精神障害の診断と統計の手引き第5版
ーアメリカ精神医学会ーでは、その項目が「不安障害」のカテゴリーに
移動するらしく、一般成人への適用が可能になるかもしれません。


自分の経験からすれば、大人の分離不安も大いにアリです。

実感としては、全般性不安障害の(諸々の)症状の一つだと
いえるかと思います。

ワタシの場合は、むしろ成人して結婚し大切な人ができた
頃から分離不安を自覚するようになったと思います。

夫は仕事上他国への出張が多かったのですが、電話も通じにくい
途上国に滞在する際にはひどく心配をしたものでした。
最初は「そりゃ、心配だよね。」という程度のことでしたが
そのうち毎回出発の日をカウントダウンして怯えるようになり
連絡がこないと、今でいうパニック発作様の状態に陥りました。

…ところが、劇的に緩解したのです。

子どもが生まれ、子育てを始めてから。

今思うと、大切な人が基本はいつでも身近にいるという
状態を得たからだといえそうです。

先に結論を言いますと。その子が成長し、ワタシから離れると
いう状況が増え、また同じような不安症状が増してきました^^:

ICD−10(国際疾病分類第10版)
Separation anxiety disorder of childhood
a.強く愛着を持っている人に災難が降りかかるという
非現実的な、現実離れした心配に心を奪われる。
あるいは彼らが去って戻らないだろうという恐れ。


大人なんですけれどね^^;
極端な不幸まで想像(妄想)して怯えてしまうのです。

子どもの自由な活動にも消極的になってしまいがち。

これまでにも様々な自分の心の問題について原因も含め
思い当たりまくりなので、多くの場合において客観的に対処
することができましたが、ツライ、ツライ!!

自分がそういった過程を経てきて、最近とくに思うことは
よく子離れできない、過干渉、過保護だと批判される
親御さんの中には、こういった苦しみを誰にも言えずに
抱え込んでいらっしゃる方も多いのではないか?ということ。

多かれ少なかれ、なにかの不安や強迫観念が突き動かして
いるのではないでしょうか?

それらを癒すのは、(あり方への)批判ではなく
(心情への)共感に他なりません。


面白いことに、夫についてはあまり心配にならずに信頼して
放っておけるようになりました(爆)
愛が減ったのではなく、執着が減ったのだと思いたいです^^

愛着を持った人への執着が強く、それを失うことに激しい
不安がある。
たんに「アタッチメント獲得の失敗が原因」といってしまえば
そっけないですが、当人の苦しみは筆舌に尽くしがたいもの。

今度は他に愛着の対象を得るのではなく、まだ残る子どもへの
執着を減らしていこうと意識して模索しています。

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by dryangle | 2012-04-26 12:05 | 親子の関係 | Comments(0)
母(父)親失業?卒業?【2】
心の不調や問題には、いわゆる「生きづらさ」から精神疾患までのスペクトラムがあります。
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「それが親の愛なんだよ」と言われてしまえば
「そんなものかなぁ?」と一つの落としどころになりがちな

子どもへの想い、コダワリ、干渉

前回は親という役割(アイデンティティ)を失うことへの
抵抗について書かせていただきました。

…が、もっと根本的な部分で苦しんでいる方もいるかも
知れないと思い当たり、前回に続けて書いてみますね。

それは親の役割の手前にある自分というアイデンティティ
傷つけられたり、それを失うかのように感じることへの抵抗です。

その自分には

親自身の自己像や子どものままの(未成熟な)部分

も含まれています。

かつて子どもは親の自分エリアの中に同化していました。

アイデンティティを共有する。例えばそのアイデンティティに
属する誰かが侮辱(もしくは高評価)された時に直接関係のない
自分が、まるで自分のことのように腹を立てたり、喜んだりする
…誰もが経験しているのではないでしょうか?


その一体感がとりもなおさずつながりでもあります。

成長した我が子をまだまだ自分エリアの中に
抱え込んでいたら?

あれやこれやと介入したくなるのは無理もありませんよね。

それは共感できるということではないの?

いえ、いえ。

あくまで共感は相手の気持ちに添うこと

もちろん同じ気持ちであるうちは、そのつながりが親子双方の
関係に良い効果をもたらしますが、もしそれが異なった場合に
この場合の一体感では、…当然ながら^^:

大枠である親が自分の気持ちを優先させてしまうのです。

子どもが精神的に自立し始め、親の自分エリアの壁を打ち破る
思春期頃の衝突のカラクリはこの辺りにありそうです。

親の自分(エリア)の壁には、親自身の子どもじみた
欲求、嫉妬心や屁理屈、偏見、根拠のない不安や恐れなども
もちろん含まれています。

親自身がその気持ちの中に未解決(未成熟)の問題が多ければ
多いほど、その壁は厚く、強固になりがちです。
それはとりもなおさず、親が自分自身を形づくる根源。

我が子を親(の自分)の枠以上に成長させる。

つまりその壁の外に押し出すために
親自身が自分と向き合い、その壁を崩す努力と勇気を
強いられることになるわけです。

自己否定の恐怖に直面することにもなり得ますが
自分を肯定した上で、相手も肯定すること
そのための折り合いを親子互いが学ぶチャンスでもあります。

(先代が学んでくれていたらなぁ…ちぇ。)

自分に自信があっても、なくても。

親の不愉快は子どもの成長の証(あかし)なのかも知れません。

親を失業ではなく、卒業するために。
親に課せられた卒業試験といえるような気さえします。

あ〜シンド^^;

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by dryangle | 2012-04-25 13:29 | 親子の関係 | Comments(0)
母(父)親失業?卒業?【1】
心の不調や問題には、いわゆる「生きづらさ」から精神疾患までのスペクトラムがあります。
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今個人的にホットなトピックは子離れについてです。

むしろ先輩の方々からご意見やアドヴァイスをいただきたいのですが
足固めとして、以後時々は想いを綴っていきたいと思います。

学業や職業、結婚や妊娠出産・子育てのステージへと
駆け抜けるように進んできたものの、人生の午後*には
次のステージへとスムーズに移行しづらくなってきます。

実感されている方も多いのではないでしょうか?

実際には、我が子の巣立ちまではきっとまだ何年もあるのですが
目に見えて大人への成長が進む中で、それに連れて黙って見守る
つまり信頼して任せることの必要性が増してきました。

これが案外ストレスなんですよね^^;
すべて背負って守ってあげることの方がラクだったと思うくらい…

最近どこかで「親が子を後追いする」という話を耳にしました。
親の役割を失うことに抵抗するあまり、子の自立を
妨げるまでの干渉をしてしまう、という親の話です
(さらには、巣立たない・巣立てない役割を担う子どもとの
共依存関係も指摘されます)。

それほど自分を投じていたという証拠でもありますよね。

あれこれ心配のあまり、つい先回りして世話を焼いてしまうのも
無意識に親の役割を失うことに抵抗しているのかも?と
ハタと思い当たり逐次反省の日々です。

ああ、でも。だまって見ているのがジレッタイ!
いやいや、自分からなにか言ってくるまで待とう…(爆)

わざわざそんな隙を見つけ出してしまう自分が恨めしい〜
まるで働き盛りの失業中のような手持ちブサタ、やるせなさ。

引き継がせたら離れる、これこそ仕事の総仕上げですよね。

自分が請け負っている仕事をいきなり取り上げられたら
失業ですが、成し終えたら卒業


なんだかとても淋しいような感傷もあるけれど
親子関係から大人同士の関係へ

いつか親という仕事を成し終えた!とその卒業を喜べる心境で
我が子の巣立ちを見送りたいと精進中です。

*ユングの言葉。
 ミドルエイジ、人生の折り返し地点を過ぎてからの時期を指す。

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by dryangle | 2012-04-24 12:11 | 親子の関係 | Comments(0)
怒りっぽい人
心の不調や問題には、いわゆる「生きづらさ」から精神疾患までのスペクトラムがあります。
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以前「脳内では心の痛みも体の痛みと同じ部位で同様に感じている
ということが明らかになった」という記事を目にしました。

怒りは感情のフタ(別の感情を覆ううもの)とはよく言われますが
怒りというのは、覆った感情によって傷ついている
つまり心が痛いと叫び訴える反応なのかも知れません。

つまり怒りやすい人は、傷つきやすい人。

相手のふるまいによって、自分の心に抱えた痛みを刺激され
反応して怒りだす。過剰防衛≒攻撃となり、つい自分の痛みを
相手にぶつけてしまう。
結果、傷つけやすい人にもなってしまうわけです。

本人も自己嫌悪に陥り、さらに自分を傷つけるという悪循環も。

こんな人には「あ~、痛いんだな」と一歩退いた視点を持って
怒りで応酬しないように心がけたいものです。

怒りやすい人、つまり防御(自分を守る)気持ちの強い人は
自分がディスカウントされることに対して激しく反応します。

他人から自分がディスカウント(否定/卑下/拒否/無理解)される
ことに、どんなにも過敏でこちら側(相手)の気持ちを汲む余裕はない
ほどだということを先に理解しておくといいかと思います。

相手の攻撃(自分へのディスカウント)に同様に反応することで
挑発にのってしまうか、そのまま受け入れて自分が傷ついてしまうか。
それを避けるには、まずその反応に気づいてさらりと流す

誰もが多かれ少なかれ覚えがある怒り

中には、そこまで過敏に自分を守る必要性が増すほどに
自分が傷ついてきた人も少なくないようです。

大切な人がそういった場合には、かなり面倒くさいようですが
日頃から「あなたはそのままでいい」というメッセージを
送り続けていくことが大切かも知れません。

もちろん、あなた自身をディスカウントすることのないように^^

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by dryangle | 2012-04-16 11:17 | 周囲の人との関係 | Comments(0)

Illustration by ふわふわ。り