金魚迷惑

★☆★不定期更新★☆★


~外側からしか見ることのできない自分を閉じ込めている檻~

人間は、これこそが自分自身だと思っているものを守ろうとして壁をめぐらす。
そしてある日、その壁の内側に閉じ込められ、出られなくなってしまうのだ。

ロバート・フィッシャー『ナイト』より
Men are not prisoners of fate, but only prisoners of their own minds.
ーFranklin D. Roosevelt


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受け容れること。
前の記事で、共感という言葉をあらためて
受容という言葉に替えてみました。

これまでは共感という言葉を、例えば
共感の大切さ」というように多用して
その重要性にふれてきました。

もともとは受容「受け容れること」という言葉を
より馴染みある言葉にと共感を用いてきたのですが
最近になって、語感に弊害があるのではないか?
考えるようになりました。

まず共感には、相手に同意/同感する、同調するという
語感があることから、意にそぐわなくても合わせる
といった解釈により抵抗感が起こり得ます。

さらにはその共感が、もしも相手の想いがネガティヴなもの
(とくに前回ふれたような自尊感情を損なうやるせなさや怒り)
である場合に、それを増大させる、つまり火に油を注ぐことに
なりかねないことを経験上感じてきたからです。

私個人の内ではこれを安易な同意として区別していましたが
これもやはり共感と呼べるのかも知れません。

受け容れる(受容)とはー

たとえ相手の想いや意見に同意/同感、賛同できなくても
相手はそうであるということを認めてあげること

反対にいえば、賛同できなくても、否定しないこと。
変えようとしないこと。ただ汲み取り、寄り添うこと。

そうすること、そうされることによって怒りや苦しみといった
ネガティヴな想いはほぐされていくように思います。

自分にできることから。

…ワタシもまだまだ未熟だなぁ、トホホ^^:

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by dryangle | 2012-09-21 11:04 | ココロのカラクリ | Comments(0)
個人に出来ること〜怒りの理解〜
心の不調や問題には、いわゆる「生きづらさ」から精神疾患までのスペクトラムがあります。
こちらでは、特定の療法や理論,思想にこだわらず、心理学・精神医学・カウンセリングなど
多分野から
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いじめ・虐待・モラハラ・DV・傷害・殺人・紛争
個人にしろ、集団にしろ、人の衝突や摩擦のニュースが
どこでも毎日あふれていますよね。

すべてがなんらかの精神的エネルギーが表出
その力を暴走させたもの=暴力だという印象を受けます。

それは怒り

それは自発性が押し殺されたり、自尊心が脅かされる
恐れや、悲しみ、不安、悔しさや、惨めさ、憎しみを
はね除けるための反撃の感情です。

そこに至る前に、どこかに、誰かに自分の弱みをさらけ出し
心情を吐露できればいいのですが。その機会を持てなかった
つまり、漠然と強くなければ、勝たなければならないという
信念(強迫観念?)を持たされた人々は、それを反撃の感情へと
転換して心の内に火薬のように溜め続けます。

多くの場合、暴力は目前の出来事を直接の※トリガー
(引き金)とした反応として行使されます。

そして誰もが気づいていることだと思いますが、その対象は
けっしてもともとの相手ではなく

暴力を行使しやすい対象=目の前の弱そうな人(々)相手

であることが悲劇を一層深刻にしています。

それを受け(続け)る側も、身体は言うまでもなく
自尊感情が脅かされ、傷つけられることになります。

このようなエネルギーは受け渡されていきます。

どこにも心情をと当たる相手がいない本当に弱い(やさしい)
人はついには自分自身にそのはけ口を見出すこともあります。
自傷や自死もその矛先の違いだけで、人を破壊することには
変わりがないのかも知れません。

今とくに感じられるのは、他者の怒りや痛みの事件につけ込み
さまざまな形で自分の怒りを発散させようとしてしまう
人々が多いこと。

義憤もまた怒り

集団の場合には、この怒りのエネルギーや矛先を(自己の気の
発散や利益のために)コントロールして煽動する人間までもが
現れたりするのでそれを見抜く姿勢も大切かと思います。

事件として法的懲罰の対象には、レベル問題という線が引かれますが
これらすべての心理的な構造は同じもののように感じます。

これらの悲劇を減らすためには対処療法的な対策だけではなく
個々人が受け入れられ、弱みや痛みを理解され、受容され、尊重される
(裏を返せば自分や他人の弱みや痛みを理解し、受容し、尊重する)

責めるのではなく、分かち合おうとすることが
キーとなるのではないかと思います。

まさしく慈悲の心ともいえそうですが…^^;
自分にできることとして、その姿勢を保つ努力をしようと思います。

そうあることにより心の自浄作用を持つ社会を築いて
いけるのではないでしょうか?
むしろそうでなければ、今後も人の間の悲劇は起こり続ける
だろうと思います。

正義や理屈ではなく、想いの本質で自分や相手を知ろうとすると
引き寄せ合い、絡まる同質性が見えてきます。


※キッカケ、刺激のメタファー

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by dryangle | 2012-09-20 13:09 | ココロと社会 | Comments(0)
「自分」を見直す
心の不調や問題には、いわゆる「生きづらさ」から精神疾患までのスペクトラムがあります。
こちらでは、特定の療法や理論,思想にこだわらず、心理学・精神医学・カウンセリングなど
多分野から
心の癒しとメンテナンスに役立つ情報を集めています。
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人間関係において自分が関わると、意図したわけでもないのに
なぜかムードが悪くなる、諍いが起きる、心の距離に隔たりを感じる
ニガテな(クセのある・ヤッカイな・面倒くさい)人と思われている。
そんなことで悩んでいませんか?

心に傷や不安、恐れ、怒り、痛みなどを抱え込んでいると
それとは直接関係のない状況でも過剰な反応が触発されます。

自分でもそれと気づかぬうちに…

それがまた相手のネガティヴな反応を引き寄せるので
自然と避けられたり、時には深刻な対立へと発展することも。

認知療法で取り上げる認知のゆがみ(思考のクセ)をヒントに
自分を見直してみると見えてくるものがあるかも知れません。

・おもな思考や態度のクセのパターン

1.主観的、感情的な決めつけ
2.分類思考、ラベリング
3.極端な一般化、ステレオタイプ、ひとくくり
(オトコ/オンナって、◯◯人って)思考
4.破局的(どーせ、どーでも)思考
5.イチゼロ(白黒、二元、善悪、正不正)思考
6.べき、ねば(自分の正義)思考
7.自己関連づけ(自分の問題にする、それって私のせい?)
8.相手の考えの先読み、否定的な予測
9.過大/過小評価
10.一点フォーカスへのこだわり
11.つねに他者評価、批判、否定、嫌悪視点
12.異論、反論は敵対だと受けとる
13.自己の検証を避ける、もしくは自分の是非を決めつける
14.建前の自己卑下、過度な謙遜

13.にあるように、もともと自己の検証に激しい抵抗のある
タイプの人が多いのですが、対話の中でこれらの思考反応が起こった時
(できれば心の内にある段階で)自ら検証できるようになっておくと

そして新たに別の(思考)反応を選択することができるようになると

人間関係に変化の兆しが見えてくるかと思います。

一朝一夕には無理かも知れませんが、まずは心に留めておく
だけでもどうでしょうか?

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by dryangle | 2012-09-07 08:23 | 周囲の人との関係 | Comments(0)

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