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自分を生きることに
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疾風怒濤の時期とも比喩されるのが思春期。
そんな思春期只中の我が子と向き合い、少しは経験を 積んだ今になって思うことです。 「どっしり構えて見守り、不安を受けとめてあげる」とは 巷でよく耳にするアドヴァイスではありますが(もちろん、 そうできるのが健全なのでしょうけど)、わかってはいても 子どもよりもむしろ、わき起こる自分(の感情)にふり回されて ホトホト疲れ果ててしまう場合も多いのではないでしょうか? 子どもの反抗、もしくは抵抗と親の目に映るあり方は 親自身が、その存在を否定して(正して)認めなかった、 時に我慢して封じ込めたかつての自分のあり方。 子どもはそれを見事に演じてくれているというのか 親の側が目ざとく暴きだしてしてしまうというのか わかっていてもいちいちナーバスに反応してしまう 自分を見つめてみると、そこにあるのはこちら側の 否定された、認めてもらえなかった、大切にしてもらえない こうありたいのに、そうありたくないのに、わかってもらえない そう思う(思い込む)心の痛み。 ふたたび遭遇し、蘇るあの頃の怒りや不安。 そうやって築いてきた自分なりのあり方・テーゼ。 親から人格を分離させようとする過程にある子どものあり方は 親の目には、親自身のアンチテーゼを映し出しているように 見えるのではないかと思います。 かつて親との関係によって負った心の痛みが、強いほど、多いほど 子どもによってえぐり出される心の痛みも強いこと、多いこと^^; (思春期を待たずにあらゆる意味で子どもを征服してしまうことも※) 親はそのあり方を、再び否定するのか?それとも認めるのか? 今一度向き合わなければならない運命なのかも知れません。 痛みを直視できずに、子どものあり方を無下に否定し 押し込めるほどに抵抗の圧力は高まります。 かつての自分同様に屈服させるのか(うまくいくとは限りませんが^^;)。 痛みを乗り越えて、積極的に子どもを認め、折り合っていくのか… 親が、これまでの人生で築いた自分自身の鋳型を 子どものあり方がコントラストになって強く見せつけられる 節目の時期、自分もまたあらためてそれを見直すチャンス だとさえいえるように思います。 …そう思う自分は、きっと思秋期の只中にあるのでしょう^^。 ※虐待や痛ましい事件を引き起こすのも、このあたりのカラクリかと 個人的には考えています。 コメントを承認制にいたしました。送信してもすぐに反映されません。 よろしくご理解ください。 非公開コメントも大歓迎です!(下の Commentsをクリック)
by dryangle
| 2010-07-15 09:16
| 親子の関係
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