ごあいさつ
自分を生きることに
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前回の話とも少々関連していますが…
正しさへのこだわりは、自分の心を守るためのパターンだといえます。 そのヒトの感覚による正しくないことは、過去からの体験により 責められること・罰せられること・償うことに自動的につながって 不愉快な感情や恐怖心、抵抗を呼び起こします。 ワタシにも覚えがありますが、そこから自己回復を図る、いわゆる 自(尊)意識を守るために自分を正当化したり、正しいか否か? 合理的かどうか?につい固執してしまったりするのです。 自分の側の正しくなさにより「責められる・攻撃される」のではないか という恐れ・イヤな気持ち(実際に責められた経験によってすり込まれた 反応)に突き動かされているからだといえそうです。 これらは罪悪感や劣等感、被害意識(妄想)などと呼べる 不快反応 恐ろしいことに、この不快反応が 喜び・楽しさ・幸福・安心・充実といった肯定的な感情を 感じさせなくしてしまいます。 もちろんこの不快反応はとりもなおさず 自己嫌悪や自分を攻撃する気持ちでもあるのです。 自責(自分への攻撃)と他責(相手への攻撃)は、性格による方向性の違いだと 思っていたのですが、「自責に耐えるキャパシティを超えると他責に転ずる」 と考えている専門家もいるようです。 周囲の人に責められることで、自分の中に作り上げられた 周囲の目(もしくは世間)が自分を責め、あふれたエネルギーが周囲を責める (過度になると暴力に発展します)。それがまた誰か(別なヒトや子供たち)の 不快感情の根となり… このスパイラル、多くの人が思い当たるのではないでしょうか? これを癒すためのファクターとして、ちまたでは許しや感謝といった 概念が出回っていますが、この境地に至るにはそれぞれの関係の中にある さまざまなカラクリに気づき、根気よく向き合う以外にありません。 まず自分を許すことができたら、このスパイラルを止める第一歩 (反省は大切ですが、叱責はベツモノです)。 そして他者の失敗や考え方/感じ方の違いを許してみる。 自分だって「悪くない」。 同じように相手だって「悪くない」。 問題は誰かが責められるべきものではなく協力して改善するもの。 お互いに心からそう思えるようになった時に、関係が変わるように思います。 Jan. 25 '13 加筆修正
by dryangle
| 2007-01-18 17:38
| 周囲の人との関係
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Comments(2)
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