ごあいさつ
自分を生きることに
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さらに続きです。
言葉だけを聞くと抵抗を感じるようなしつけ無用論を提唱されている 平井信義氏は、その著書の中で 思いやりや我慢の心は、感情的に叱ることではなく 親が手本となることによって育むことができると述べ ・思いやりの心・自発性・社会性・知識をバランスよく育む という理念を紹介しています。 その氏自身も叱ら(怒ら)ないことと*放縦(ほうしょう)にさせることは まったく意味の違うことであると先に明らかにされています。 子供への接し方の提案ついては著書に書かれていますが、 ワタシ自身もとくに幼児期までのアタッチメント(愛情・愛着)形成を優先した 子供との関わり方については氏の考え方が大変参考になりました。 人格を育む土壌には愛情という肥料が欠かせないということだと思います。 成長の速度は個々に違いますし、お子さんそれぞれの個性もありますから 大人(親)の側がその都度、接し方を模索することが大切なのではないでしょうか? 以上の話を含めた意味で、ワタシ自身について言えば 怒る(叱る)親でもあり、怒らない(叱らない)親だともいえます。 母親となった時に子供との関係で胸の内に決めたことがあります。 子供を支配しない、子供に仕えない 怒る(叱る)・怒らない(叱らない)という表面的な部分に固執してしまうと 本質を見失うことがあるように思います。 *放縦(ほうしょう)=何の規律もなく勝手にしたいことをすること。また、そのさま。
by dryangle
| 2007-04-18 13:03
| 子育て・教育
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Comments(4)
Commented
by
ハル@米
at 2007-04-20 04:43
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またまた失礼します。dryangleさんは、「(主に)親の接し方が、子供の人格形成に大きく影響する(らしい)」ということに、いつぐらいから気がつきましたか?最近しみじみ思うのですが、恥ずかしながら私の場合、(遅い)結婚をして後の事です。特に貧しいとか、親がいないとか、義理の仲だとか、そういう事情が影響する事には思い至っていましたが、例えばとても気立ての良い友人に会ったからといって、その親御さんの育て方が良かったのだろうなんて、考えた事はありませんでした。(自分の母が5人兄弟ですが、同じ祖父母でも実にいろいろなタイプがいたからかもしれません。)
一般的にはどうなのでしょうか?もしかすると、かつての私がそうであったように、親から子への影響なんて、何も考えずに子育てしている人も多いのではないのでしょうか?私がもし若い時に子供を産んでいたら、そのパターンだったでしょう。・・・そんなテイタラクでしたので、10年前の神戸の事件が起こった時、「私は子供なんて産めない!もし自分の子供がそんな事をしでかす人間になったらどうする?」と震撼したのを覚えています。 あの頃の自分と較べると、少しは成長した気がします。
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学生時代から周囲の友人が「心から」楽しそうに打ち解けあっている様子などを見て、(表面的には合わせられるけれど)入り込めないような居心地の悪さや不快感を抱えていました。
決定的だったのは、結婚前に夫の家に初めて招待された時。目の前の光景の、まるでファミリードラマを見ているような「別世界ぶり」に衝撃すら覚えましたっけ…。ワタシとは対極にあるような夫のパーソナリティの温床はこれに違いない!と漠然ながら、鮮烈に刻まれたように思います。 最近読んだ本(http://www.amazon.com/Boy-Who-Was-Raised-Psychiatrists/dp/0465056520)の中には、虐待や事件に巻き込まれることは当然ながら、『悪意や故意ではない』結果的なネグレクトが成長期の脳やその後の情緒に及ぼす影響が書かれています。 時も時、バージニアテックの事件の犯人の経歴に、彼も誰かと「暖かい心の交流」を交わしたことがなかったに違いないのでは?と想像してしまいます。
Commented
by
ハル@米
at 2007-04-21 06:34
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お返事をありがとうございます。
dryangleさんは、とても良いご主人様に巡り会えて、幸せになられたのですね。良かった、良かった。 偉そうな事を言って恐縮なのですが、その出会いまでの人生を真摯に生きてこられたからこそ、”本物”に会う機会を得、更にその価値が見抜けたのだと思います。 そして、いつも聞かせて下さるお話が鋭いながらもとても暖かいと思います。感謝。
Commented
at 2007-05-02 09:46
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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