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自分を生きることに
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心の不調や問題には、いわゆる「生きづらさ」から精神疾患までのスペクトラムがあります。
こちらでは、特定の療法や理論,思想にこだわらず、心理学・精神医学・カウンセリングなど 多分野から心の癒しとメンテナンスに役立つ情報を集めています。 初めていらした方へ…dryangleとブログ金魚迷惑について 新しい年、初のトピックです。 お読みのみなさま、今年もどうぞよろしく。 じつは最近、個人的にはカオスといえるような状況に放り込まれ あらためて自分自身の心を見つめなおす機会となっています。 アイデンティティクライシス?…などと オオゲサなことを考えておりますが、そもそも 危機に直面しているワタシのアイデンティティって一体? 私達は、他人ばかりではなく自分自身にも たくさんのラベル(レッテル)を貼り付けています。 女性、妻、母、社会人(職業・地位・クラス) 優越・劣等、健康・不健康(特徴)、内向・外向的(性格)… 一定の自己イメージを保ちながら暮らすこと、もしくは それを目指したり、保つ努力をすることによって 心の安定を得ているといえるのかも知れません。 ところが、時や環境の変化などによって これが通用しなくなることがまま起こります。 自分の側が、変わることを余儀なくされた時 その心は不安定になって当然なのだといえます。 以前の話でエゴについてふれたことがありましたが アイデンティとエゴはコインの表裏のような関係 だという気がしてきています。 人格の存在テリトリーとしての役割はアイデンティティ。 物事を規定し、それが外れそうな時に不安や抵抗感によって 守ろうと(心を縛る)観念としてはエゴ。 アイデンティティが揺らぐような不安に直面するということは つまり、自分のエゴを越えるチャンスであるともいえないでしょうか? 自分の不安を見つめる時、そこに自分の人となりが あらわになるのだといえそうです。 心は何度でも、古い殻を破って成長するもの 新しい年にあたって、新たな変化を受け入れられる 柔軟な心を、文字通り心がけていきたいです。
by dryangle
| 2008-01-15 11:26
| ココロのカラクリ
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